上の写真の人は僕の先生のBalodia(バロディア)です!(横で猫が寝てる。可愛い)
この写真のバロディアは写りが悪い、実物はもっとイケメン!写真一枚しか撮ってなくて、すみません。
彼は「Conjunto Folklorico Nacional De Cuba」の現役ソリストでエレグアやアバクアで有名みたいです。
でも、何踊ってもかっこいい、パワフルで洗練されてました。
日本にも来てたそうです。そのとき僕は会ってないけど。
それに、本当いつも面白い。プロのお笑い芸人としてもやっていけるレベル。
いつも、僕はバロディアってよんでたんですが、「いつも、アホな事ばっかり言ってるけど、やっぱりこの人凄い人やしプロフェソールってよんだ方が良いかな」と急に思って試しに(今更、恥ずかしいなとも思いながら)「プロフェソール」ってよんだら、バロディアは僕に背中向けてたんですが、背中向けたまま、まあまあ長い時間固まって、「いやいやそれはやめてくれ」と言われました。そのバロディアが固まっていた時間、その後ろ姿を今でも思い出します。
嫌な事があって、ちょっと憂鬱な気分でレッスンに行っても、いつも笑わせてくれるし、レッスンになると良い意味で厳しいし、違う事は違うと外人扱いせずにはっきり言ってくれるし、わかりやすい、いい加減な事言わない、ちゃんとした経験と知識がある、常に本気で踊って見せてくれる、ショーを見に行くと「やっぱ俺の先生凄いわ!」って毎回思わせてくれる、ダンサーとしても先生としても最高に素晴らしかったです。
うーん、こういうダンサー、先生になりたいと思いました。
僕の今回のキューバ滞在の目的は、アフロ(特にヨルバ)やアバクアが中心で、ざっくりダンスポルラルも習う事だったんですが、やっぱりアフロは知りたい事が多く、やればやるほど、あれもこれもとなって結局アフロばかり習って時間が過ぎていきました。
でも、帰り際に「ヤバいサルサ全然やってない、日本にいる時よりやってない、ダンスポプラルも習おうと思ってたのに全然やってないやん、これじゃ日本に帰れない」と焦ってバロディアに急にサルサ教えて、ソン教えて、ピローン教えて、スエルタ教えろ!って結構無茶言ったけど、全部教えてくれました。
バロディアについて話すととまらないので、このくらいにしておきます。
せっかく素晴らしい先生に習ったことが沢山あるので、時間がかかりそうだけどちゃんと消化していきたいと思ってます。
ある程度消化出来たら、踊りを見せて駄目だししてもらいに、また行きたいです。
本当にお世話になりました。ありがとうございました!